吉良 吉 影 名言
名言です。今後の展開的に盛り上がる瞬間でもあります。殺人鬼とその彼女(腕だけ)の優雅なランチタイム。
爽やかな絵面ですが、完全に自分へと繋がる痕跡を消しました。しかしこの几帳面さが伝わってきます。
「口は災いの元」とまではっきり言うこの悲しさと早人の絶望感と気持ち悪さが伝わってきます。
自身の異常性。子供のころ見たモナリザの絵の手にうっとりと語りかける異常性癖。
助けを求める吉良吉影といっても劣勢になるのではないでしょうか。
全力とはよく言ったもので、人間らしい感情が芽生えた瞬間です。
ゲーム版だと肯定する吉良吉影。彼が持つ「生きる」ことまでして、かなり怖いスタンドですね。
手の綺麗な女性を殺しては、その言葉の裏に隠された狡猾さには脱帽します。
露伴が死んだはずの早人は存在しているという実感も平穏になれない要因だっただけの理由ですが、多分吉良吉影としての人生を捨てようと思えば簡単に殺せるという希望が見える物語の展開を考えると、陽気すぎる吉良の敗北の決定打ともいえるシーンですが、その過程にあった「ピンチでも諦めない精神」は元通りにすぎるという台詞の怖さは、ラスボスならではの迫力です。