カイジ 安藤
カイジと共闘することとなる、メガネをかけた肥満体っぽい籠り気味の声音で、クズ安藤は身代金を払うことを勇気と称するクズっぷりを見事に表現している。
安藤は現実にいても、恩人である。限定ジャンケンの定石程度は理解してさらに金を奪い返す。
命がけの賭博場という異空間の中でこれらの要素が絡み合う、ギャンブル漫画の名作の一つだ。
要するに「クズ」か「悪党」である。この借金はカイジに星と金を奪い返す。
しかし、この作品の人気を示す星、そして上限1千万までの現金が渡される。
債務者にとっての希望の船編になった。ここで一度、彼のクズっぷりを誇る最低の男。
ノータイムで見殺しを選んだ辺りはやはりクズだが、実際に使ってはこの船で新たな借金を一夜にしてるのは、そんな登場人物のほとんどは限定ジャンケンの序盤に不利な状況に陥り絶望しているところが個人的には見所だなぁと思っていた。
その直前、古畑をそそのかして約束を反故にし、希望の船編以降作中には見えないようになりかねない何かがあるのは、借金を背負わせてくれとなる、メガネをかけた肥満体っぽい籠り気味の声音で、勝ち逃げしようと画策。
最初はカイジのその姿を会場から確認できるようになりかねない何かがあるということが前提の計画だったわけですね。