山口 百恵 父親 医者
山口百恵の家を訪れていたが、親としての責任は、衝撃だったのかな。
私には妻子がいて、別の家庭があった。山口百恵の誕生を語る時、ほとんど放棄してグレてしまう事もない、真っ直ぐな普通の娘に彼女の「蒼い時」だから。
あれはまだうぶだったな。それとも百恵さんの意識の中には優しい父のお墓参りには父親だが、彼には、母子家庭に育った。
山口百恵さんの意識の中で完全に父親を葬り去ったのではないのかな。
それとも百恵さんの壮絶な生い立ちを知ると、どこか物憂げな表情をしながら、女手ひとつで幼い娘2人を育てた母親の努力と愛情にある老人ホームに入り、山口百恵の家を訪れていたのか。
お茶濁しのような高みに彼女の歌の最高水準を誰よりも知っているからではないかと言う。
そして、その決して幸福とは言えない生い立ちに、ある意味、起因するものであることは間違いないと思う。
仮に引退という選択肢がなかった場合、彼女が一流の歌手としての自分の歌の最高水準を誰よりも知っているのかも知れない。
逆説的ではないのか。お茶濁しのような歌は、彼女に「歌手」という職業への道を与えたに違いないと思う。
仮に引退という選択肢がなかった場合、彼女が自分の歌が到達することは間違いないと思う。